RMT関連記事

 いくつかまとめて記事があったので紹介。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/02/10/10847.html
FF XIにおける大規模RMT行為で、700以上のアカウントを強制退会処分


 スクウェア・エニックスによると、一部プレイヤーによる大幅な価格操作などによってアイテム価格が高騰するという現象が2005年末頃から発生。調査の結果、不正な手段によりゲーム内通貨(ギル)を取得し、これを利用してRMTを行なっていた集団が存在することがわかったという。


〜中略〜


特にBOT行為については、24時間休みなくキャラクターを育成できるため、ゲーム内通貨やアイテムを入手しやすくなるとともに、プレイヤーが多額の通貨を得ることでゲーム内で流通する通貨の量が増え、インフレを引き起こしていることも指摘されていた。

 FFは3Dだから難しいかなと思っていたけど、BOTいるんですねぇ。しかし700以上って、結構な強行手段ですな。

http://ascii24.com/news/i/topi/article/2006/02/11/660504-000.html
オンラインゲームが生んだ新しい問題“RMT


日本国内のRMT市場の規模については、150億円近い市場が存在し、利用者は約7万人としている。国内には現在、仲介業者が約100サイト、掲示板サイトが4サイト、生産と販売を共に手がける製販一体のサイトが約10サイト存在するという。仲介業者は掲示板サイトなどを通じて、広告宣伝を行なっている。市場の構造は、販売者個人と購入者個人、あるいは転売/仲介業者などで構成される1次マーケットと、仲介業者から購入者個人が購入する2次マーケットの2つで構成される。ちなみにRMTの販売業者は、日本人業者が2割で外国人が8割程度、扱う通貨量では日本人0.5対外国人9.5くらいの割合ではないかとのことだ。製販一体モデルの業者は、賃金の安い海外の労働力を利用して交代で24時間ゲームを続けさせ、ゲーム内通貨やアイテムを収集、自前のウェブサイトでエンドユーザー(プレイヤー)向けに販売を行なう。

 最近、WEB広告にもRMT関係が増えてきてますね。しかしまぁ交代で24時間ゲームを続けさせって、やってるんだねぇ。。。

http://www.4gamer.net/news.php?url=/news/history/2006.02/20060210235047detail.html
AOGC 2006]日本のオンラインゲーム市場におけるRMTの現状
 RMTの是非をここで結論付けることはできないだろうが,RMTの問題が,確かにユーザーのニーズの上に成り立っている(買う人がいる)のも歴然たる事実。実際,RMTに取り組もうという動きも実例として出てきているだけに,ウィ氏の言う話は正論だといえるだろう。ただその一方で,RMTの延長として不正アクセスやハラスメント行為という問題が起きているのも間違いない。

 正論だけじゃ納得できないこともあるってことで。


 追加でこちらにも記事があったので

http://slashdot.jp/article.pl?sid=06/02/10/0042213
レアアイテムで釣るタイプのMMORPGRMTが発生しない方が
不思議な現象でしょう。

どの運営会社もRMT関連をコントロールするコスト構造になって
ないんだと思います。だから、どの会社も場当たり的な対応に
なってるんでしょう。

ゲームデザインが変わるか、我々人類のデザインが変わらない限り
未来永劫MMORPGRMTと共に歩んでいくとおもいます。

 というACの方の意見が印象的でした。


 久しぶりにRMTのサイトを見てみた

http://rakuichi.chu.jp/view.cgi/conslist/tail/
只今の販売件数と取扱いサーバー
サーバー 販売件数
アノマラド 2
オルランヌ 3
ナポリー 9
サンスルリア 5
トレビゾ 6
ドゥルネンサ 22
ハイアカン 3
パルシュ 1
ルグラン 3

 ドゥルネンサダントツの取り扱い品数・・・